神経痛情報館

坐骨神経痛・肋間神経痛・三叉神経痛などよく耳にする神経痛の症状・原因・治療・予防対処法をご紹介します

坐骨神経痛の物理療法

坐骨神経痛の物理療法では、温熱療法(ホットパック)・電気療法(マイクロウェーブ・超音波・低周波)・光線治療(赤外線・スーパーライザー)・牽引療法などで患部の血行を改善したり、筋肉の緊張をほぐしたりします。炎症を抑える治療法として寒冷療法のアイスパックがあります。

坐骨神経痛の物理療法(理学療法)

 温熱療法

血流を促進させ、筋肉の緊張を和らげて痛みや痺れを緩和する治療法です。ホットパックやパラフィン浴がありますが、ホットパックが一般的です。ホットパックは80℃のお湯で温められた特殊な泥が入った袋をバスタオルなどに包んで患部にあてます。

 電気療法

電気治療には、深部温熱療法のマイクロウェーブ(極超短波)と超音波療法があります。低周波治療は電気刺激療法です。

マイクロウェーブ:極超短波療法とも呼ばれる、深部温熱療法のひとつです。超短波(高周波の電磁波)を患部にあてて、深部まで温めて痛みや痺れを改善する治療法です。金属に照射すると金属の発熱が生じることから、金属プレート・人工関節・ぺースメーカーの入っている部位への照射は避けます。

超音波療法:深部温熱療法としては、マイクロウェーブよりも超音波療法の方がより深部に到達します。腰背部や股関節などの深い部位の軟部組織の温熱療法に優れており、金属による発熱がないため、金属のある部位にも使用できます。だだ、施術者が必要な治療法である点でマイクロウェーブよりも簡便性において劣ります。

低周波治療:低電圧の電流で神経や筋を刺激して、筋肉に収縮を起こさせる電気刺激療法です。筋肉の廃用性萎縮や収縮性消失の防止が治療目的です。

 光線療法

赤外線療法:患部に赤外線をあてて、血行を促進して痛みを和らげます。筋肉の緊張(こり)にも効果があるといわれています。心臓疾患・動脈硬化・甲状腺機能亢進症(バセドウ病)の人には利用できません。

スーパーライザー:複合波長の直線偏向型近赤外線のレーザーをスポット状に照射します。深い部位まで到達して、神経の興奮を抑える作用があります。坐骨神経痛、顔面神経痛、三叉神経痛、帯状疱疹後神経痛などで神経に向けて照射をすると、痛みによる神経の興奮をおさえる効果があります。神経ブロックのポイントや東洋医学のツボに光を照射します。苦痛がなく、副作用や合併症がないとされていますが、糖尿病で皮膚の知覚鈍麻がある場合や、妊婦への使用には注意が必要です。

 牽引療法

牽引療法は、骨盤の位置にベルトをかけて骨盤を足方向に引っ張って腰椎を引き伸ばす治療法です。腰部の筋肉の緊張を緩和します。

※廃用性萎縮とは、長期間に渡って筋肉を使わないことで起こる筋の萎縮のことです。

 - 坐骨神経痛の治療

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